波しぶきで程良く磨かれた丸みのある木を砂浜に置いて
その上に横たわっているERIKOである
さらにここは、巨大な岩の中
砂浜に出てすぐに目にした岩陰の中にERIKOは身を潜めたということ
居心地は抜群である
適度な明るさ適度な日影と適度な風通しは、ERIKOを居眠りに誘った
マジで数十分居眠りしまして、幸せ心地の中
波の音とともに、瞼が開いた
岩の外に出てみるとお天道様は少しずつ海の中に
吸い込まれて行くみたい
お天道様も身を潜めて癒される時間があるのかもしれない
振り向いて、ERIKOは
先程まで居眠りしていた巨大な岩の調査を開始
中に入ると、ゆったりできるスペースもある巨大な岩のオブジェ
自然にできたアートなロックハウスである
アートなロックハウスに入るには
回り込んで、このあたりから入ると良いらしい、三角形になってるこの辺り
入り口周辺の砂は白くてサラサラして、玄関周りを綺麗にしている家は
良いパワーを呼び込めそうです
呼びこまれたERIKOは中に入り、岩上を見上げ
岩と岩の絶妙なバランス、2つの巨大な岩の、せめぎ合いを見つけ
感心した
このちょうど良い、せめぎ合う加減から入ってくる明るさと風と
作りだされる陰りによる、岩内の適度な温度は、涼しくて、無駄がない
嗚呼、これが自然界の、巧妙な、もてなし術でありましょう