アートな岩の内部に入ってみる
自然界で磨かれ生き抜いてきた本物の削り加減である
その頂きには小さな植物も育てている
少々、その場に座って、ゆったりとしてみよう
玄関口は、内部からみると外の光が眩しく、三角形が際立った
その三角形に、両手で三角を作って重ねてみたり
自然と自然に仕草遊び
三角形から少し上に目線を上げると
これまた、ここにも岩に咲く植物があった
植物が生えてくるということは
土っ気のある土岩みたいな感じなんだろうか
岩岩した感じもあるが
地の底に埋まっている地層の一角を見ているみたい
わたしは海の浜の上にいながらにして
地の中にもぐりこんで探検している気分になった
足元が何だか暖かくなってくるのを感じ
土岩の重なりあって作っている小さな窓を発見
小窓の隙間から光が入り込んで来て
だんだんと暖色になった
ちょっと来てみてーと呼ばれている気がした
外に出てみると、お天道様は暖色の羽を広げていた
どこかに飛行するみたい
眠りは生きることをやめることではなく
これからも飛行することを約束する仕草みたいだ