マイナスイオンを求めて
彷徨い歩けよ、ERIKOERIN
都心の中にあるマイナスイオンを知っているか
それは心の中にある核心部の
静かに脈々と澄んだ道筋のようでもあって
それは自然の育みと光さす絶妙な揺らめきの日々のなかで
溢れだしている自然のエキス
光りが傍にいて目を光らせている
その瞳に虹色を感じながら歩は進む
緑に染まった龍がいる
龍は水を与える神様みたいに、ひょっこり顔を出していた
自然の中で絡み合う木々よ弦よ
行く手を阻めども、私は超えてゆくのである
超えて魅せる葉
紅葉の始まりが私を迎えた
先見という場は
マイナスイオンで満たされ、どことなく静かで
もうすぐ明ける夜明け前のようで
あの頃毎日見ていた、眠りから覚める前のビル群の静けさに似ている