そろそろ迎えが来たようです
リフトに乗って、緑の山を上っていく

上へ上へ、連れてきてもらいました
嗚呼
ボブスレーのレールは、美しく山に弧を描いている

赤いバスが見えました
観光客が訪れる時間が来たのである

眺めは心に刻んで、記憶に写し撮りました
わたしは、準備ができました

自然は云う
いつまでもここにいてはいけないよと
自然はわたしを人の世界に還そうとしている

街は見上げている
帰りたくない、帰りたくない
また来てもいいなら今は帰ってもいいけど
そういう押し問答をして、自然と約束をする
そうやって、ようやく歩き出して行けるものなんです