白なる空の日は何事も無げに
静かに訪れる客人を迎い入れるようで
青く緑の扉は開かれる
海に浮かぶ船を思い起こし舵が巡る黄金の
その奥に、さらなる扉はあり
その華やかに、自然と誘われ、足は踏み出して行けるもので
室内に入れば、椅子もあり
腰を据えたらば、そのまま宙を飛んでいるような心地に浮かぶのである
聖なる光りとは、どんなものだろうかと
優しい光りに目を見張るものがあり、溶け込んでゆく心あり
生きて同じ時の中で逢えることは奇跡のようなものだ
来世なんて遠すぎて
だから、今この世での出逢いを見送らないほうがいいだろう
何かを引き換えにして手に入れることは罪ではない
それが幸せを産むものであるならば
叶えるべきものとする
それは、寺院を訪れて感じたことである
インスピレーションは純粋である
その純度の80パーでも救い上げ、叶える使命を授かったならば
そこに従うべき愛があるのかもしれない