たとえ遠くにあったとして
こんなにも近くに感じられる光となって傍に来てくれることを
とても感謝している
ゆっくりと座って思いめぐらす船旅に出るような心地だ
以前は模型だった構想というものが
やがて夢を実現して本当になって行くのを目の当たりにするとき
海が船を認め、船長を船乗りを船を、愛をもって迎い入れたのだろうと知る
わたしは立ち上がって、この部屋の扉を開けて外に出た
ここから見る海は、優しい白さに満ち溢れた世界のように見えた
天使の羽の上にいる心地、嗚呼、美しい
緑の癒しもある
どこまでもどこまでも感動が続いているような幸福に包まれた
ありがとう
ありがとうって言葉が心に自然と浮かんでくる瞬間ってのは
ひとの心に愛がもたらされた瞬間なのだと思う
誰かに伝えるメッセージのようでもあって
自分自身に素晴らしいパワーが与えられた事に気づいた印でもあるのかもしれない