先ほどのエリアを後にして
さらにドライブを続けた
川が近くなって来て
ここだ!と思ったところで、駐車してみる
右を見ると倉庫のような場所があり
向こう側に行ってみたくなった
映画館にいるような気分になって
しばらく立ちどまって眺めずにはいられなかったのである
思わず足をとめてしまう瞬間は
色彩の美が与えたものであった
そうしてしばしして
闇を抜けて一瞬振り返る
眩しく記憶が焼き付いた
再び前を向く
先ほど見送ったボートや船の
辿る場所でもあり、とまる場所でもあると気づいた
今くぐって来た倉庫は
船を保管したり、磨いたり、お掃除をしたり
次の出発に向け
ひとやすみ出来る場所でもあるようだ
赤オレンジきいろ黄緑みどり
色がキャンパスに重なって行くたびに
ドキドキする感じを思い出していた