稀なる機会である絵画披露を成し遂げて
ERIKOは旅に出た
白鳥に会うこととなった
土地に到着して辺りを見て回るうちに
土地に時間に現地の人々に慣れて行きました
泥土のある道は人は歩きたがらないが
ERIKOは気にもせず湖の周囲にも歩を進めた
するとこんなにも白鳥の傍らに出没できることにもなった
湖に浮かび食事をいただく時間もある様子で
おびただしい数に取り囲まれる人物にも遭遇しました
淡々と人物は人物の仕事を成していった
人物には人物の仕事がある
白鳥たちと関わるには仕事とルールもあるのだとも思う
夕方になるにつれ観光客も現地の人々も帰って行ったが
ERIKOは土地に残り、まだもカメラを構え続けた
おそらく、わたしは
観光時間とは別世界の時間を感じたいのである