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◆秘話11 |
嬉しさというものは、隠しておけないときがある。さくらのすけの心は走りだした。走って走ってとまらずに桜の木の中に頭ごと突っ込んでいく。すると、桜の花の匂いに包まれ香り立つ。嗚呼、なんというシアワセゴコチ!「うれしいぃぃ!」 |
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◆秘話12 |
まるで魂が抜けちゃったみたいに、地べたに、転がって転がって、「ぐったり・・・」としたぼく。嗚呼、ぼくのSOULはどこへ行く?!。パワーチャージの旅に出かけたのだろうか。SOULよ、きみが戻ってくるまで、ぼくは灰になって横たわろう。 |
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◆秘話13 |
心の髄を、心の臓を、「きゅーん!」っと射抜かれてしまったようなラブを感じたことはあるか。さくらのすけは、出逢ってしまった、愛しい者に。まるで花火が夜空に打ち上がるみたいに、一緒にどこまでも永遠の愛しさに咲いて溺れてみたいんだ。 |
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◆秘話14 |
きみからの問いかけに、応えるときがきた。ぼくは答えを出して行く。「オッケー!」である。きみの依頼に、きみからのお願いに、ぼくは大きな真ん丸を描いて、きみに届くように合図する。きみの気持ちを受け入れるということ。 |
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◆秘話15 |
落ち込む日だってあるさ、凹む日だってあるさ。そういう日は、うなだれてみるんだ。心も頭も「ガクーン・・」と落ち込んで、頭のてっぺんの桜も散らせてみせるんだ。再び閃きが降りて来るまで、もうちょいこうして休ませてくれ。 |
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◆秘話16 |
夜空の藍色は、ぼくを包みこんでくれる深い愛の色だと思う。包まれていると、「good Night!」と言葉が浮かび、夜空に文字を絵描いていく。輝く星たちは自由に泳ぎだし。三日月の明かりが灯る。きみも素敵な夜空を見上げているかな。 |
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◆秘話17 |
仲良くしたいんだよお!って思ってるのかな。ぼくだって仲良くしたいって思ってるよ。ならば、こわがらずに相手の懐に心をゆだねてみようかな。「ハグハグ!」おおっと、ハグハグダンスショーのはじまりだぁあ。 |
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◆秘話18 |
ペロッっと舌をちらっと見せつつ両の手をオデコにかざして「テヘッ」としたらば相手の様子を伺い見てみよう。何度も練習すれば自然と身につくポーズだ。どんなシチュエーションに使うか、使いこなせるかは、きみ次第っ。意外と役に立つかもよ。 |
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◆秘話19 |
「またねー!」っと、次回を約束するみたいに、今日のところはバイバイした日は、また逢いたいなって心から思えた日。それは、とても忘れたくないものだから、花の匂いを漂わせ、今日という日を記憶に沁みつけていくのさっ。 |
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◆秘話20 |
桜の木々のその向こう、桜の花びらのその向こう、誰かいるよ。なぞなぞ遊びでも
したいのか「?」顔をチラみせ、ヒントをくれる。白い猫耳と、あどけない瞳、頭のてっぺん桜花びら。答えはわかるんだけどな。当てっこ遊びしてみるかい? |
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