SAKURANOSUKE
STORY
11-20
秘話11
嬉しさというものは、隠しておけないときがある。さくらのすけの心は走りだした。走って走ってとまらずに桜の木の中に頭ごと突っ込んでいく。すると、桜の花の匂いに包まれ香り立つ。嗚呼、なんというシアワセゴコチ!うれしいぃぃ
秘話12
まるで魂が抜けちゃったみたいに、地べたに、転がって転がって、ぐったり・・・としたぼく。嗚呼、ぼくのSOULはどこへ行く?!。パワーチャージの旅に出かけたのだろうか。SOULよ、きみが戻ってくるまで、ぼくは灰になって横たわろう。
秘話13
心の髄を、心の臓を、きゅーんっと射抜かれてしまったようなラブを感じたことはあるか。さくらのすけは、出逢ってしまった、愛しい者に。まるで花火が夜空に打ち上がるみたいに、一緒にどこまでも永遠の愛しさに咲いて溺れてみたいんだ。
秘話14
きみからの問いかけに、応えるときがきた。ぼくは答えを出して行く。オッケーである。きみの依頼に、きみからのお願いに、ぼくは大きな真ん丸を描いて、きみに届くように合図する。きみの気持ちを受け入れるということ。
秘話15
落ち込む日だってあるさ、凹む日だってあるさ。そういう日は、うなだれてみるんだ。心も頭もガクーン・・と落ち込んで、頭のてっぺんの桜も散らせてみせるんだ。再び閃きが降りて来るまで、もうちょいこうして休ませてくれ。
秘話16
夜空の藍色は、ぼくを包みこんでくれる深い愛の色だと思う。包まれていると、good Night!と言葉が浮かび、夜空に文字を絵描いていく。輝く星たちは自由に泳ぎだし。三日月の明かりが灯る。きみも素敵な夜空を見上げているかな。
秘話17
仲良くしたいんだよお!って思ってるのかな。ぼくだって仲良くしたいって思ってるよ。ならば、こわがらずに相手の懐に心をゆだねてみようかな。ハグハグおおっと、ハグハグダンスショーのはじまりだぁあ。
秘話18
ペロッっと舌をちらっと見せつつ両の手をオデコにかざしてテヘッとしたらば相手の様子を伺い見てみよう。何度も練習すれば自然と身につくポーズだ。どんなシチュエーションに使うか、使いこなせるかは、きみ次第っ。意外と役に立つかもよ。
秘話19
またねーっと、次回を約束するみたいに、今日のところはバイバイした日は、また逢いたいなって心から思えた日。それは、とても忘れたくないものだから、花の匂いを漂わせ、今日という日を記憶に沁みつけていくのさっ。
秘話20
桜の木々のその向こう、桜の花びらのその向こう、誰かいるよ。なぞなぞ遊びでも
したいのか顔をチラみせ、ヒントをくれる。白い猫耳と、あどけない瞳、頭のてっぺん桜花びら。答えはわかるんだけどな。当てっこ遊びしてみるかい?
 
さくらのすけの世界 40秘話をもつ
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ERIKOERIN